プラハの夜。
若干、遅れ気味のヨーロッパレポート

いずれにしてもドイツと言いオランダもフランスもそしてチェコもそれぞれに自らの国のアイデンティティーに自信があるから、EUのような複合体を恐れていない。ヨーロッパに来るとアメリカやそれに追随するだけの価値観は薄っぺらに感じてしまう。
しかもヨーロッパの選手たちのの学ぼうとする意欲の高さには驚かされる。USDDNのジャッジテストに参加者が18名。英語とドイツ語、ポーランド語にチェコ語、それからハンガリー語。通訳が全部で4名いてもなかなか進まない。それでも身振り手振りで5時間かけてようやく終了。
USDDNがやってきたことは着実に根付きつつある。ヨーロッパ各国、アメリカ、そして日本が同じレギュレーション、ルールでこのスポーツに取り組んでいくためのシステムが今機能しようとしている。
現に、ヨーロッパ選手権に参加していた11カ国のプレイヤーたちはUSDDNのルールのもとで日本人とアメリカ人にジャッジされそこで得た経験を自国に持ち帰るはず。そこからまた新しいうねりが湧き上がってくる。本当に新しい時代がやってくる。アジリティや他のスポーツに立ち遅れていたディスクドッグスポーツの国際化が今始まった。
by dogtownfactory | 2008-10-08 02:04 | dog sports