テキサスチャレンジ

世界で一番古いディスクドッグのクラブDallasDiscDogClubの協力を得て、テキサスでセミナーを開催してきました。セミナー自体は大いに熱のこもった良いものになったと思います。恒例の真珠色の涙も見られたし、参加したアメリカのプレーヤーの心に残るものになったはずです。その辺りの雰囲気はFB上で確認してください。ちょっとKYな書込みもあるけれど、新しいディスクドッグが始まっているんだという事だけは伝わったはずです。現役の世界チャンピオンたちが参加してくれていたのも収穫でした。彼らが今回をきっかけにして、新しい姿を見せてくれて、活躍してくれるのが何よりの楽しみです。彼らはもともと、実力があることは知られているので、今回のセミナーで見違えるようになっていたことが大きな成果だったと思います。

勿論、どこでやっても最後は、スマイルとAHOのYachi's Methodに行きつくんだけど、今回はディスクドッグの故郷での初開催だったので 、一応、JINGIのようなものをきらせて頂きました。英語版はMonaとMioに書いてもらいました。興味のある人は読んでみてください。
今回のセミナーを支えてくれたPam.Martinに心から感謝しています。そして、わざわざ600マイルの彼方から駆けつけてくれて、元気な姿を見せてくれたMelissa Heeter にも最高のありがとうを言わせてください。メリッサ本当にありがとう。


Dallas seminar

Hello everyone.

Welcome to my first seminar in United States!!
I have held “Yachi’s Method Disc Dog seminar” in Europe, China, South America, Japan, and Canada many times. And this time, it’s a great honor to be able to give you the seminar in USA which is a home country of disc dog in a sense. I really appreciate for you coming to this important seminar today.

To tell the truth, almost everything what I am going to tell you today is what I've learned from great players in United States for these 15 years.
You know Todd Duncan, I learned sportsmanship from him. May be you don’t remember, but Todd always runs out to pick up discs on the field after his rival players finished their routine. And I learned wonderful dog catch and smile from Tracyb0088395_5335817.jpg Custer.
Also, I learned importance of ideal back hand throw from Chuck Middleton, and what is the disc management from Steven Heeter, how cool is jumping shoulder throw from Ron Watson.
Pam Martin taught me happiness that this sport can give others and so many dog training skills.

And, Melissa Heeter taught me field presentation which we Japanese think a great deal of, and principle of disc dog freestyle sport.
You know I live in Japan which has really different culture from USA, and I have watched this sport in USA objectively for many years. In this seminar, I am going to talk about all I got in these years from USA and the basic policy in my own way.

First of all, I want to tell you about very simple thing that this sport consists of three elements, player, dog and disc. We have to show these three elements on a field well-balanced. For example, even if a player showed a great systematic move or dancing move like Michael Jackson’s, the routine in which audience cannot remember how the dog was, is not good play at all.
For example.

On the other hand, even if a player showed awesome throwing skill in a routine, it is worthless if no relationship between dog and player can be seen.
This is to say, we have to showcase to the others how player and dog are enjoying this sport using discs well-balanced. And this is how disc dog free style sport should be.
USDDN rules are made up to give fair evaluation to the teams which can show these three elements in good balance. Such way of thinking is not only in disc dog. Other free style sports like figure skating or snowboarding have rules that players can not win if they cannot represent various elements in a good balance. We Japanese players always ask ourselves if our routine have these three elements in a good balance.

The next thing we think important is, not using one trick twice in a routine. For example, Shaun Hirai who won USDDN National Final three times in a row has never used same throw or same trick twice in his routine. This idea is necessary in order to show as many things as possible in good balance in limited 120 seconds.
For example.

I always tell others especially my sons and their friends,
“You are competing with rivals in front of you, but not only with them. Your rivals are also in dog sledding, agility, and flyball world. All other dog sports players are your rivals, too. So you should play proudly as a player for disc dog world championship!”

To be continued. 続きは、セミナー会場でね。


Dallas セミナー
皆さん、こんにちは。
USAで初めての僕のセミナーにようこそ!!
今まで、ヨーロッパ、中国、南アメリカ、日本、そして北米のカナダでは何度も行ってきたYachi's Method DiscDogSeminerをディスクドッグの故郷USAで行うことは本当に光栄です。
この大切なセミナーに皆さんが参加してくれたことに本当に感謝しています。

実は今日これから皆さんに伝えることは殆どこの15年間、僕自身がUSAの偉大なプレイヤー達から学んだことに他なりません。
皆さんは覚えていないかもしれないけれどトッド・ダンカンからは自分のライバルたちがルーチンを終えたときにフィールド上の散らばったディスクを拾い集めるというスポーツマンシップを。トレーシー・カスターからは素晴らしいドッグキャッチとスマイルを。
チャック・ミドルトンからはトスフェチの理想的なバックハンドスローの大切さを。スティーブン・ヒーターからはディスクマネージメントとは何かを。ロン・ワトソンからはジャンピングショルダースローの格好良さを。
パム・マーチンからはこのスポーツが伝えることの出来るハピネスとあらゆるドッグトレーニングスキルを学びました。
そしてメリッサ・ヒーターからは私たち日本人が大切にしているフィールドプレゼンテーションとディスクドッグフリースタイルスポーツの持つ理念を教わりました。
今回のセミナーは実は日本という全く別な文化で暮らす僕が客観的にこのスポーツをUSAで観察して学んだ全てを、僕なりにまとめた事を基本的なポリシーについてお話しします。

先ず初めに、このスポーツは人と犬、そしてディスクという三つの要素で成り立っているというとても簡単なことです。この三つの要素をバランス良くフィールド上で見せなければいけないということです。
だから例えば人間がどんなに素晴らしい動きやマイケルジャクソンのようなダンスムーブを見せても、演技を終えた後に犬がどんな事をしたのか思い出せないようなルーチンは決して良いプレーとは言えないということです。
又、同じ意味でどんなに難しいディスクスローイングのスキルを示しても、そこに犬と人のリレーションシップが表現されていなければ価値は少ないということでもあります。
つまり、僕たちはフィールド上で犬と人がディスクを媒体にして、どのようにこのスポーツを楽しんでいるかを余すところなく、バランス良く見せることがディスクドッグフリースタイルスポーツだと考えているということです。
そしてUSDDNのルールはこの三つの要素をバランスよく見せることが出来るチームに正当な評価がなされるように作られています。このような考えは決してディスクドッグだけのものではありません。フィギャースケートやスノーボードなどのフリースタイルスポーツは様々な要素をバランス良く表現しなければ、決して勝つことが出来ないルールになっています。私たちが日本のプレイヤーはいつも自分のルーチンはちゃんと三要素のバランスが取れているのかを自分に問いかけます。
次に大切にしていることは、同じ技は二度と使わないということです。例えば、かつてUSDDNナショナルファイナルを三連覇したShan Hiraiは一つのルーチンの中に同じスローやトリックを二度使ったことがありません。
このことは限られた120秒という時間の中で少しでも多くの事をバランスよく表現する為にはどうしても必要なことです。例えば僕自身は特に息子たちやその仲間たちにいつもこう言っています。
「あなたは、眼の前のライバル達と戦っているけれど、それだけではないんだ。犬ぞりや、アジリティ、フライボール。他のあらゆるドッグスポーツプレイヤーもライバルなんだ。自分たちが胸を張って自分たちはディスクドッグのワールドタイトルを争っているプレイヤーなんだ。と言えるようなプレーをしなければいけない」ってね。

by dogtownfactory | 2015-05-07 05:34 | dog sports