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Border Collie (犬の話#3)

後で分かったことは、 そのボーダーコリー達はノルウェーから移住してスキージョーリングや犬ぞりのレーサーとして成功をおさめていたMari-Ho-Raitoが繁殖している犬たちだったこと。
もちろん、マッシャーの眼で選び抜かれた繁殖なので骨格やアジリティー能力に特化していたので、運動能力に長けていた。

早速、マリーに頼んでボーダーのメスが欲しいこと。出来れば日本での繁殖を考えたいので、協力をして欲しいこと。そして、ボーダーコリーのことを詳しく教えて欲しいことを伝えた。

しかし、彼女のもとから日本にボーダーコリーがやってくるにはその時から1年半以上の年月がかかった。でも、その月日の間に彼女と僕の間に築くことが出来た信頼関係が、後にバーニーという犬が日本で生まれる血液のファンデーションを手に入れることにつながった。(略)

バーニーは当時の自分では彼女本来の能力を引き出してあげることの出来ない程にポテンシャルの大きな素晴らしい犬だった。13歳で亡くなる直前まで類まれな運動能力を見せてくれていた。くどいけれど、今の自分なら、もっともっと活躍させてあげられたし、いくつもの世界タイトルを彼女にあげることが出来たと思う。

ドッグスポーツの持つ避けることの出来ないジレンマは素晴らしい犬と出会った人間はその犬のおかげで素晴らしい体験と成績を残すことができるけれど、人間がその犬にふさわしいスキルや経験を身に付けた頃にはその素晴らしい犬が既に年老いているということ。

もちろん、BeeやCiscoも素晴らしいけれど、未だバーニーが見せた輝きには届いていない。

by dogtownfactory | 2011-07-27 16:09 | dog sports

Border Collie (犬の話#2)

ある時は広大な牧場で羊や牛を追いかける牧羊犬。
ある時は、カラフルなフリスビーを華麗にキャッチするディスクドッグ。
彼らとの出会いは映画館のニュースフィルムの中だった。

白と黒のボーダーコリーはこれまで見たどの犬たちよりもスピーディーでスマートでしかも野趣にあふれ、あっという間に心をうばわれてしまった。

93年にアラスカを訪れる直前まではオーストラリアかイギリスに行きボーダーコリーを探しに行くか、アラスカでアラスカンハスキーを探すのかで迷い続けた。

最後は単に予算の関係でアラスカ行きが決まったにすぎない。

はじめてのアラスカ。
ホテルを出てNoman Hayashi の家を訪ねて行き、彼の家で最初に目にした犬は白と黒のあのボーダーコリーだった。

どうして?ハスキーを探しに来たこのアラスカの地にボーダーコリーと出会うことになるとは。

驚きと喜び、運命的な出会いを感じながら、フリスビードッグという新たなドッグスポーツがいよいよ始まる予感が現実に変わる瞬間だった。


by dogtownfactory | 2011-07-26 16:07 | dog sports

BB&DT

35度を越えそうな熱い一日。
31チームによるしのぎを削る厳しい戦いを制したのは20歳の若者と昨年までは牧場で羊を追いまわしていた3歳半のボーダーコリー。
ともに本格的にディスクを始めてから一年にも満たないチーム。
この季節にゲームを開催すること自体が10年前には考えられなかった。
まして、始めて間もない若いチームがusddnクオリファイのかかったクオリティーの高いトーナメントを勝つ姿はとても想像できなかった。
次々に更新されていくノウハウやメソッドは彼らのような若いチームばかりでなく、ベテランたちも大きなチャンス(気持ちさえオープンであれば)を与えてくれる。
ディスクドッグというスポーツはこれからどんな進化をとげていくのだろうか。
犬とともにプレーして楽しめ、見ている人が楽しめる素敵なスポーツとして残って行けるかどうかはきっと今この場所にいる自分たちの行動にかかっている。

by dogtownfactory | 2011-07-19 17:15 | dog sports

ALASKAN HUSKY (犬の話#1)

始めて、アラスカに行ったのは確か1993年の3月。
日本の犬ぞりレースが全て終わった頃、アラスカのフェアバンクスでは国際犬ぞり連盟の世界選手権が行われていた。

始めて見る本場のアラスカンハスキー達は、当時の日本にいたシベリアンハスキーに比べると骨格も筋力も段違いに優れていた。もちろんある程度は予想出来ていたのに、実際にレーストレイルで彼らの走る姿を見たときには今までの自分の犬ぞりが全否定されたかのような失望と新たな目標が見えた喜びで体が震えた。

一日中、1000頭以上のアラスカンたちのスタートとフィニッシュを飽きることなく見つめ続けて三日間。

少しづつ、本当に強いチームの犬たちとその他のチームの犬たちの違いが見えてきた。

当時、一番分かりやすい違いは彼らの胸の筋肉の発達。
良い骨格で良くトレーニングされた犬たちの胸の筋肉には言葉では表現出来ない躍動感がある。
一体どんなトレーニングをすればあの胸の筋肉を作ることが出来るのだろうか。

ここから、自分にとっての本当の犬ぞり、いや本当の犬という動物を学ぶ旅が始まった。

by dogtownfactory | 2011-07-12 13:23 | dog sports

BB&DT

今週末はバウンドバウとのジョイントマッチ。
2年連続でUSDDNのクオリファイとして真夏に開催するサマータイムトーナメント。

USDDNなどのワールドファイナルやヨーロッパのゲームの時に少しでも、日が照ると日本の真夏並みに暑くなることから以前はお休みにあてていた真夏にトーナメントを開いて対処方法に慣れたいというのが始めたきっかけ。

思惑通り、今年も暑くなりそうな雲行き。以前であれば、考えられないような高温でも素晴らしいルーチンを見せる参加チームたち。

本当に、この数年のレベルアップは目を見張るものがある。

特に犬のケアに関するノウハウの浸透によって、犬たちも暑さを恐れなくなっている。

文字どおりの熱い戦いを一番楽しみにしているのはきっと、自分。

by dogtownfactory | 2011-07-11 21:02 | dog sports

CM

コマーシャルの映像を観た。

自分がでているのでどんな顔で見ていればいいのか。
照れくさいのと恥ずかしいのが(おなじか?)本音。
今月から1年間くらいはBS・TBSやローカル局の通販番組(30分)に。
いずれも早朝6時から。

ディスクドッグプレイヤーのオジサン(俺)がグルコンEX(第3類医薬品)を飲み始めて、動きが良くなった云々。
というストーリー仕立てのCM。

最近のプレーを知っている人はなるほどと思ってくれるはず。
ほんとに調子が良い。
確かに効いている、ひざにも肩にも。
特に肩の方は予定していながら、ビビって延び延びにしていた群馬大学での手術を取りやめにしたほど。

スポンサー名は株式会社日本薬師堂。

肩、腰、ひざに痛みを抱えている人は試してみる価値はある。

信じるも信じないも貴方・・・・・・。

薬師堂さんありがとう。


by dogtownfactory | 2011-07-08 20:23 | dog sports

HF Asianクオリファイ

ところで、HFのアジア予選のVを見て思ったことをここで。

優勝したU&Cは当然の演技で優勝もぜんぜん驚かない。Congrats.
F&Lは迫力のbig routineで他を圧倒。You got it.
H&Sは大変身の真っただ中だけど、充分に意図が伝わる素晴らしい演技。Good job.
O&D、O&Rともに丁寧さが身についてきて好感度大幅アップ。Looks better.
H&Jは一部危なかしいところが見られるけれど、まとめあげる力がついてきて好成績。Congrats.
T&P。いつになく落ち着いてまとまった演技でこちらも好成績。少しだけボルトが減れば更に飛躍の匂いがぷんぷん。Go ahead.
S&Lはいつになく緊張してチョッピーかつジャーキールーチンに。いつもの半分の出来。Sorry.

Vで見ることが出来たのはここまで。もし、コメの必要な方はいつものように動画をUPしてくれればメールしますよ。

by dogtownfactory | 2011-07-08 16:17 | dog sports

ジャッジング

ジャッジングをしていて思うことは、良く練られたスマートなルーチンは点数をつけ易いということ。
どんなに凄いことをやろうとしてもその完成形が見えてこなければポイントのつけようが無い。
どんなジャッジングスポーツにもルールがあって”何となく”とか”好き嫌い”でポイントが与えられることは無い。

かつてのSC&Marine、今でいえばKC&Alohaのルーチンはジャッジを迷わせない明確な意図を持っているので、どのジャッジがつけてもちゃんと点数がもらえる。

それにしても、今回[WindyHillChampionship]のUK&Hachiのルーチンは楽しくて、優しくて、力強くて、丁寧で素敵だった。THANX.

by dogtownfactory | 2011-07-04 18:53 | dog sports

CiscoとK1

Ciscoの脚はまだ100パーセントではないけれど、休みすぎるとどうやら筋力が落ちて他の不具合がでてしまう。適度な休みをいれつつ、リハビリを兼ねた運動が必要らしい。

昨日は試しにゲームに紛れ込んで出場してみたけれど、休んでいる期間が長すぎて興奮が収まらない様子。
勝手な動き連発で台無しのフリーになってしまう。テントの陰で「話し合い」を。その後は Circle move seg.をきれいにこなす。少し悲しい。でも、冷静になったCiscoとのルーチンは本当に面白い。全てがスローモーションで動き出す。あと、3ヶ月。今できる全てをCiscoとのルーチンに注ぎ込んでみる。



K1は子供。ダッチシェパードの見かけとはかけ離れている。大勢の人前に出るとただ走っているだけなのに脚が震えて、ジャンプのタイミングもままならない。その姿犬という動物の心の姿を教えてくれる。彼らは確かに言葉は話さないけれど、人と同じく人前で緊張もするし、ちょっとしたプライドもある。喜び、悲しみ、怒りや恐れ、全ての感情の中で深く考え行動を決める。K1が経験を重ね、人前でも本来のパフォーマンスを見せる日はそんなに遠くない。ハズ。それまでに、彼がどんな能力を見せてくれるのか、その能力を磨いてどんなセグメントを作れるのか。楽しみは増えるばかりで減ることはない。

by dogtownfactory | 2011-07-04 11:56 | dog sports