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MINAKAMI DOG SPORTS FESTA

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3月5日6日に犬ぞり、雪上ディスクドッグ、ドッグトレッキング、コーシングetc.のMINAKAMI DOG SPORTS FESTAやります。

詳しくはメールください。資料を送ります。

by dogtownfactory | 2010-12-31 00:36 | dog sports

ジョージ・アトラ

ジョージ・アトラの話をしておきたい。
病を患ってもう長くは無いという話を聞いたのは4年前だけど、その後亡くなったという話は聞こえて来ない。

彼は、生きているうちに2度も伝記が出版された犬ぞりの神様を地で行く人。
10年以上前に日本にセミナーで来日してくれた。
成田空港に着いた彼はジーンズこそ真新しいがよれたポロシャツを着て時代物のメガネをかけた何て事のない田舎のおじいさんの恰好。
ところがその身にまとったオーラの輝きはこれまで出会った誰よりもつよく放たれていた。
まさに本物の生きている伝説。
その彼の口からこぼれ出る言葉の一言一言は全てが本に残してたくなるような深みのあるものだった。

曰く、「犬は骨と筋肉と毛皮で生まれてくるんだ。そこに何を詰め込むかは俺達次第なんだよ。」

曰く、「犬は間違わないんだよ。もし、おまえの犬が間違えたとしたらそれはおまえがちゃんと奴に教えてあげなかったということなんだよ。」

曰く、「犬は犬としてモノを考え、犬として行動しているだけなんだよ。奴らに何かを求めるならおまえがきちんとそれを教えてあげなきゃ無理なんだよ。」

曰く、「最高のリーダー犬がいたよ。ゴールの3マイル前で奴は脚の骨が一本折れていたにもかかわらず、最後まで走りぬいてくれたよ。そのことで奴は3本の脚で走りぬいたリーダー犬として有名になったよ。でも、犬という動物を知らされるのはこの後だったんだ。奴はそのあと2度と俺のためには走ってくれなかったんだ。もう、足は完全に回復してからもね。奴にとって俺は足が折れているのに自分を走らせた人間に見えたんだと思う。それが犬ってもんだよ。」

彼の口から直接聞いた言葉の数々はまだまだ尽きない。


この項、以前にも書いていたらゴメンナサイ。

George Attla
http://www.youtube.com/watch?v=G2LoPiKH3Z4


6500mトレッドミルtoday

by dogtownfactory | 2010-12-09 12:39 | dog sports

Melissa

「キーンアイ」という言葉がある。
観察眼が鋭い人のことを「あの人はキーンアイを持っている」といった使い方をする。

これまで出会った中で、本当に凄い目を持った人は共に亡くなった北海道の両N氏。
この二人は良い意味でも悪い意味でも自分の人生観に大きな影響を与えた人たち。
とてもブログで書く事はできないほどに様々な思い出がある。
ただ言えることは両氏が同じ時代に生きていたことの不思議とその両氏に出会ってしまった自分の奇跡に驚く。

次に凄いと感じたのはEgil Ellisその人。
今では犬ぞり界のあらゆる記録を書き換えてしまった生きている伝説の男。
日本で初めてディスクドッグを見たときに感激すると同時に、このスポーツで陥りやすいドライブだけのプレーを直ぐに見破っていた。

Pam Martinもその一人。
これはもう長い時間をかけて培ってきた観察眼の鋭さとその時に発する一言一言の重みが違う。
ただし、これは誰に対しても発する言葉ではなく、ある種限られた相手にのみに発せられる。
大抵はあのビッグスマイルでごまかして本音はあまり言わないのが彼女のスタイル。
多分、他人を傷つけたくないのだろう。

そしてMelissa Heeterが登場する。
もしも、彼女がUSDDNを立ち上げずにプレーヤーに徹していたならと想像するとワクワクしてくる。
実際は主婦業とプロ活動、そしてUSDDNの活動でその実力を発揮する場面はなかなかないのはとても残念。
その中には世界中で発生する様々なトラブルの善後策を見つけるといううざい仕事も含まれている。
Stressful.
友達としてのアドバイスは「どんなに忙しくともいつでも見せられる2分間のルーチンは用意しておくべきだ。」
とはいっても世界中を駆け巡る彼女の日常ではなかなか難しいのはよくわかる。
でも、彼女のキーンアイはほんもの。
本当に細かなところまで彼女の眼は見逃さない。
そして何より優れているのはそれを的確に表現して解決策を見出す能力。
もうひとつは彼女自身が「無類の教えたがり」ということ。
こちらがセーブしなければ何時間でも続けてしまう。
人のことはあまり言えないけれど。

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《メリッサ・ヒーター:Melissa Heeter》

20年近く、ディスクドッグスポーツで活躍し、1997年に女性初の世界チャンピオンとなる。ピューリナ、フロントライン、ハートガードのスポークスマンであり、世界各地でトレーニングレッスンを行ってきた。現在、ドッグスポーツプロモーションオフィスWOOF! Sports USAを主催すると共に、USDDN運営の中心メンバとして、ディスクドッグ界を支えている。

by dogtownfactory | 2010-12-08 13:30 | dog sports

ドッグスポーツ

犬ぞりとディスクドッグ。
この全く異なるドッグスポーツに共通して言えることは

『決して、犬のドライブだけを頼りにトレーニングしてはいけない。』

ということ。
というか、全てのドッグスポーツに共通しているはず。
だから、「ほら、犬のテンションをあげて!!」というトレーニングは以前も書いたけれど無し。

これは一体誰に向けて書いているのだろか。

犬ぞりもディスクも同じなのは、犬に無理強いすることは決してできない。
俺たちが立つことのできる前提は、「犬たちはやりたがっている。」Dog Wants To Run(Catch)! のみ。
ディスクや犬ぞりはどこまで行っても彼らの正しいふるまいperformanceに対するご褒美と考えればいろいろな事が簡単になってくるはず。

だから、走らせろと騒ぐ犬やディスクをよこせと要求する犬に応えてはいけない。
ホントに簡単なこと。

最後に残るのは『正しいふるまい、つまり正しいドライブ』だけのはず。

理屈っぽい?

by dogtownfactory | 2010-12-03 12:32 | dog sports

犬ぞり.2

ところが、犬ぞりの方も、ただ犬のドライブだけを頼りに走っているチームがこれまた眩暈が起きるほど多い。
彼らの犬たちは、ラインに繋がれると狂ったように泣き叫び、走る意欲を体いっぱいで表現するがこれは本当のドライブでは勿論無い。
その証拠に3000mも走れば、その走りは一気にスピードが下がりゴールが見える頃にはスタート時の半分のスピードに落ちてしまうのがほとんど。
ゴールが見えて、ようやく息を吹き返して最後の頑張りをみせる。
これは明らかに、トレーニングのやり方が間違っている。
当然、トレーニング不足もその一因だが、トレーニングの仕方そのものに間違いがある。

これも、ディスクドッグと同じく、正しいふるまい(パフォーマンス)に対するマッシャーの正しいレスポンスがないことが大きな原因。
つまり、コミュニケート不足。

ま、犬ぞり関係者はほとんどこのブログを見ていないだろうけれど、もしも見ていたら、じっくり考えてみて欲しい。

それでも分からなくて、それでも知りたいと思えたらメールちょーだい。

かつて北海道の東の方にK君という天才マッシャーがいたな。
今も、北海道に住んでいるはずだけど、彼はきっと半分は分かっていると思う。
北海道の人は彼に教えを請うのも一つの手かもね。



9000mバギトレtoday

by dogtownfactory | 2010-12-02 20:02 | dog sports

犬ぞり

犬ぞりはリーダー犬がマッシャーの30m以上も前に位置する場合がある。
しかも、彼らは人間に背を向けているので互いに顔を見合わせてのコミュニケーションはない。
イメージして欲しい。
犬は人の声だけを頼りに右、左やスピードの上げ下げのコマンドを聞き取り時速30Km以上のスピードで駆け抜ける。
人は犬たち(時には10数頭の犬たち)の後ろ姿だけで彼らの気持ちをくみ取ってあげる。勿論、このレベルの走りが出来るのは日本でも数チームだけ。群馬以外では北海道に1チーム、宮城に1チーム位しかいないけれど、間違いなくそのレベルは存在する。

では、ディスクドッグは?と考えて欲しい。
一体、どれほどのチームがフリースタイルやトスフェチの最中に正しいコミュニケーションを実現させているのだろうか。

実際はほとんどのチームがただコマンドを発しているだけで、褒めることもできず、ただ犬のドライブだけでディスクドッグをしているだけ。

コミュニケートして欲しい。

彼らに、何かを求めるのなら彼らが正しいパフォーマンスを見せたときに必ず「YES!」「Good Job!」「Prima!」「Excellent!」「Nice!」「Good boy!」「Good girl!」どんな言葉でも良いから彼らを讃えてあげること。
そんな簡単な事が出来ていないよっ。

by dogtownfactory | 2010-12-01 22:09 | dog sports