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JDDNリジョナルリーグ

インターネットによる5次元中継のディスクドッグトーナメントがそれです。
ヨーロッパでもアメリカでも聞いたことが無いので、世界初の試みだと言えます。
半年間、考え抜いてプランを練ってはみたけれど、一体どうなるのか、成立するのかさえ分からずに、各地のリジョンの熱意に背中を押される形でGOサインが出ていました。

天気予報とにらめっこしつつ、不安で眠れぬまま迎えた当日の朝。

画面からも、強風と凍える寒さが伝わってくる北海道リジョン。
余裕なのか和気あいあいの雰囲気が伝わる関東リジョン。
いよいよ始まるトーナメントに向けていい意味の緊張感が伝わる雨の関西リジョン。
粛々と準備を進める四国リジョン。
穏やかで、南国の太陽の香りが伝って来る九州リジョン。

PCの画面に映される各地の様子を見た瞬間にこの企画が成功だった事が分かりました。

北から、南まで日本中のディスクドッグプレーヤー達が同じトーナメント共同で開くという喜びと、自分たちのリジョンのゲームを他のリジョンに負けずにスムーズに進めていこうとする意識が画面からひしひしと伝わってきて、本部にいながらあっという間にドキドキしながらワクワクする興奮に包まれてしまいました。。

そして、画面から次々と流れてくる60以上のフリースタイルルーチンは、見ている者の心を無性に沸き立たせてくれました。そしてその興奮はジャッジデモセッションの時に最高潮に達しました。それまで、JDDNネットワークの大きなイベントの一部として参加していた全ての人たちが、自らのリジョンを代表するプレーヤー達(ジャッジ達)を応援して、どこのリジョンも大声援に包まれていました。また、それまで机の上でジャッジしていてウォームアップすらまともにできなかったはずのジャッジたちも、自らのプライドをかけた気迫溢れる演技でそれに応えているのが良く分かりました。

総アクセス数は全体で1000強。この数が多いのか少ないのかは分からないけれど、このイベントが大きな可能性を持っている事は語っていると思います。
そして、この企画が実際に成立した背景には、日本各地に同じ価値観で同じジャッジング、同じ運営が出来るJDDNネットワークの底力のようなものを感じずにはいれません。

勿論、各地のジャッジもコンディションも異なるので全国ランキングについても正確なもので無いのは当然です。でも、そんなことはよくわかって、ちゃんとリザルトを読み取り、楽しむ見識を持っているのがJDDNネットワークだし、だからこそ、このリジョナルリーグが成立したのだと思います。

何はともあれ、参加、運営の皆さま、お疲れ様でした。そして、楽しいBIGトーナメントをありがとうございました。また、来年もよろしくお願いします。今から、楽しみにしています。

by dogtownfactory | 2012-11-06 01:27 | dog sports