Border Collie (犬の話#3)

後で分かったことは、 そのボーダーコリー達はノルウェーから移住してスキージョーリングや犬ぞりのレーサーとして成功をおさめていたMari-Ho-Raitoが繁殖している犬たちだったこと。
もちろん、マッシャーの眼で選び抜かれた繁殖なので骨格やアジリティー能力に特化していたので、運動能力に長けていた。

早速、マリーに頼んでボーダーのメスが欲しいこと。出来れば日本での繁殖を考えたいので、協力をして欲しいこと。そして、ボーダーコリーのことを詳しく教えて欲しいことを伝えた。

しかし、彼女のもとから日本にボーダーコリーがやってくるにはその時から1年半以上の年月がかかった。でも、その月日の間に彼女と僕の間に築くことが出来た信頼関係が、後にバーニーという犬が日本で生まれる血液のファンデーションを手に入れることにつながった。(略)

バーニーは当時の自分では彼女本来の能力を引き出してあげることの出来ない程にポテンシャルの大きな素晴らしい犬だった。13歳で亡くなる直前まで類まれな運動能力を見せてくれていた。くどいけれど、今の自分なら、もっともっと活躍させてあげられたし、いくつもの世界タイトルを彼女にあげることが出来たと思う。

ドッグスポーツの持つ避けることの出来ないジレンマは素晴らしい犬と出会った人間はその犬のおかげで素晴らしい体験と成績を残すことができるけれど、人間がその犬にふさわしいスキルや経験を身に付けた頃にはその素晴らしい犬が既に年老いているということ。

もちろん、BeeやCiscoも素晴らしいけれど、未だバーニーが見せた輝きには届いていない。

by dogtownfactory | 2011-07-27 16:09 | dog sports