ALASKAN HUSKY (犬の話#1)

始めて、アラスカに行ったのは確か1993年の3月。
日本の犬ぞりレースが全て終わった頃、アラスカのフェアバンクスでは国際犬ぞり連盟の世界選手権が行われていた。

始めて見る本場のアラスカンハスキー達は、当時の日本にいたシベリアンハスキーに比べると骨格も筋力も段違いに優れていた。もちろんある程度は予想出来ていたのに、実際にレーストレイルで彼らの走る姿を見たときには今までの自分の犬ぞりが全否定されたかのような失望と新たな目標が見えた喜びで体が震えた。

一日中、1000頭以上のアラスカンたちのスタートとフィニッシュを飽きることなく見つめ続けて三日間。

少しづつ、本当に強いチームの犬たちとその他のチームの犬たちの違いが見えてきた。

当時、一番分かりやすい違いは彼らの胸の筋肉の発達。
良い骨格で良くトレーニングされた犬たちの胸の筋肉には言葉では表現出来ない躍動感がある。
一体どんなトレーニングをすればあの胸の筋肉を作ることが出来るのだろうか。

ここから、自分にとっての本当の犬ぞり、いや本当の犬という動物を学ぶ旅が始まった。

by dogtownfactory | 2011-07-12 13:23 | dog sports