QC+CUP2011 #3

K&L 大きなポテンシャルを見せてくれた。ディスクドッグというスポーツの原点ともいえるフリースタイルに対する彼女の思いが見えるルーチンだった。直すべき細かい部分はまだまだある。例えばボルトの台の高さ。スローのバリエーション不足。etc. しかし、このチームがデビュー戦で見せたパフォーマンスはこのスポーツの未来に対する大きな希望を見せてくれた。このあと、順調に伸びてくれることをこころから願う。 同じくK&L こちらも前述のK&Lと同じく何れ世界に羽ばたく大きな素材。時々見せる雑なスローはもう少し苦い思いを重ねればそのうち消えてくるはず。L との出会いを大切にしてじっくり育てて欲しい。 二つのK&Lへ。「ようこそ。フリースタイルのフィールドへ!!」 K&A 本当に能力の高い犬。フリップマルチは既にワールドクラス。ルーチンはまだほとんど無いに等しい状況。それでいてこの順位は伸びしろの大きさを感じる。早くこのこのルーチンを見つけてあげて。 Y&M この犬とプレーする時の彼女はすごくへたくそに見える。うんとスローのトレーニングをしてMの本当に優れたポテンシャルを引き出してほしい。 S&L 何でもこなすスーパーチーム。ルーチンにはボルト以外の全てが高いレベルで入っている。なのに全てがぎくしゃくして見える。ジャーキー。フットワークに対する意識がまだ足りていないのだと思う。一歩、一歩。フットスタンプを意識したトレーニングをしてみては。 N&J パッシング等の大きな演技中のJ は生き生きしているのにNが座って小さなセグメントを始めた瞬間にドライブが落ちている。プレーヤーが変わったときには大きなセグメントを中心にルーチンを組み立ててあげて欲しい。それが、犬にも人にも大切なことのはず。 S&M スポーツの極意があるとしたら脱力。と誰かが言っていた。「力を抜いて尚、正確なスローを投げる技術」が欲しい。それは俺自身の望みだけど、彼にも欲しい。彼の「りきみ」とMの「りきみ」は良く似ている。彼の持つこのスポーツに対する見識の深さが演技に表れてくるにはあと少し時間がかかる。 N&R 個性あふれるルーチンはジャッジを魅了していた。(ただし、横のドッグフリップでRをわしづかみにしたのはルーチンの中ではいただけない。) あとはエントランスに負けないクロージングセグメントがあれば。 K&H  少しずつチームとしての形、姿が定着してきた安定感が見える。であればすぐに次のステップに向かうべき。バックハンドスローに頼り過ぎてはもらえるポイントも逃げていく。自分だけのスペシャルスローをせめて2種類。 C&R 少し、プロモーションが多すぎるがセグメントを組み立てていくセンスがある。ポイントが爆発しなかったのは時々見える彼女の不安定な動き。勿論、それはLに対する不信からくるもの。何としてもそこから抜け出してほしい。 O&P フィールドの空気を変える明るいルーチン。ところが、やたらと、スクートをいれて流れを止めてしまう。特に、ショーケースの長いスクートがなかなか上手くいかず思わずディスクでPの顔を押してしまったところでジャッジの気持ちが離れてしまった。 案外、雑な一面が見えて大きなチャンスを失った。 もっと上位を目指してほしい。 K&P 前半のセグメントは強烈。決めていけば大きな武器になる。それでもたどり着けないのは中盤からの決め手に欠けるのと彼女によくあるスローミス。TOP10に入りきらないチームの人たちは考えて欲しい。あと数発、キャッチ数が増えていればどんなストーリーが待っていたのかを。ひとつひとつのトスとスローをもっともっと大切にしてほしい。
N&A Aはクロージングのセグメントが嫌いみたい。それまでのいい動きが突然止まる。フィニッシュに対する既成概念が有ってそれに縛られているのかも。もっと奔放なフィニッシュを考えてみれば。もっと沢山のビデオを見て色々なフリースタイルがある事を知ってほしい。 I&C プレイヤーは上手。犬もいい。トランジションをもっと工夫しなければ望む順位は得られない。ボルトは危ないトスになっているので直すべき。 S&A 四国を代表するチーム。何でも出来るのでつい器用貧乏になってしまう。どうしても見せたいトリックは何?沢山のトリックの中からどうしても外せない大切なトリックを丁寧にみせて。 Y&J スピードドッグ。いくつかのグッドセグメント。けれど、ジャーキーなYの動きがルーチンを安く見せている。不足しているのはトランジショントレーニング。セグからセグへの移行を何んとなくでやっている。この先に行きたければきっちり計算されたルーチンを見せて。 

ここからはTOP 10。

T&J 昨年からのチームだがもうルーチンの骨格が出来ている。骨格しか出来ていないともいえる。厳しいゲームを経験できないエリアにいるので仕方ない部分はあるが最初の一秒から最後の一瞬まで考えつくしたルーチンをクリエイトして欲しい。Jはそれをいとも簡単にこなしてくれるはず。 Y&L 円熟のルーチンといえる。長年にわたってすこしづつ積み上げてきたYとLのコンビの集大成に近づきつつある。それでも、今だからこそスローイングのスキルをあげてもっと素敵なLを表現してあげて。2Rは17.5は欲しい。四国にはY.Y がいるので呼び出してスローをもう一度チェックしてみては。 H&J スケールの大きなニューネーム。初のチャレンジで早くもアルタネイトを獲得。ただ、集中力が最後まで保てないところがある。まだ、本当にしびれる緊張には出会っていない。Laura Moretzが選んだBest Freestyler。 K&N ようやく復調してきたKと全盛期を迎えたN。そろそろタイトルコレクションを始めてもいいころ。ルーチンにあと一つ説得力のあるセグメントを加えるべき。 K&T Tにかつての輝きはない。それでもKとTは他を凌駕するルーチンを必ず用意してくる。ただ、KがTに向かって走るスピードがTより速くなってしまう時がある。犬に寄っていく動きは必要だが急ぎ過ぎはいけない。 K&A わずかのゲーム経験でクオリファイを獲得。デビュー当初から期待されていた逸材が力を十二分に発揮した。選手やスタッフが選んだ「一番好きなチーム」。終盤に息切れしていたのは運動不足? Y&S いつも思うことはラストに見せる集中力を最初から見せていればどうなったのだろうか。それほど今回の最後のラウン気迫がこもっていた。逆に言えば普段のトレーニングで気合が入りすぎているのかも。あとはSのバイトを強くするためのボール遊びやタグ遊びをもっと。特にボールは口を大きくあける習慣作りに有効。クオリファイ。 K&L JOTTで衝撃のデビューを果たしたチームがここでも大迫力ストロングスタイルのルーチンで四万十でも会場に驚きをもたらした。終盤のもたつきはあったがこれはLが大人になるに従って克服できるもの。でももう少しだけリーピングを抑えても十分に他を圧倒できるので考えてみる価値はある。 クオリファイ。 H&S 実力を十二分に発揮して2Rのミス(Sのパッドのけがで12点に沈む。)をカバーして余裕のクオリファイ。フリーはトップの数字を叩き出し、重ねてきたものの大きさを証明。 最後にH&C。久しぶりの国内のビッグゲーム。3週間前のCの怪我を気にして抑え気味のルーチンに終始。ただ、勝ち方を知り尽くした戦い方は参考に出来る、と思う。やっぱり、脱力は大切、とも思う。クオリファイ。

みんなで上手くなって、みんなで強くなって、みんなで世界を驚かせる。
それがJDDN。


by dogtownfactory | 2011-06-02 22:14 | dog sports