The Quake.

以前、このブログでも書いた宮城県に住むSK君。
今の犬ぞり界を牽引する同い年の友人。
俺自身が最も信頼する男の一人。

彼はその時、まさに仙台の港にいて直後に車で退避して、間一髪難を逃れたとのこと。
きっとのその判断のちょっとした違いで全く異なる結果を招いていたことだろう。

今は胸をなでおろしつつも、被災者たちの現状に思いをはせると濡れた熱いものが込み上げてくる。

世界中からディスクドッグや犬ぞりの仲間たちへの安否を問うメッセージが届く。
中には「アメリカの自宅を開放するから直ぐに移っておいでよ。」のメッセージも。
返信は今のところは「皆、大丈夫。」と応えているけれど本当のところはまだまだ分からない。
特に東北エリアの犬ぞりの仲間たちのことは何の情報も入ってこない。

日常は続いていきながらもいつも胸の奥にその瞬間の光景が姿を変え形を変え繰り返し浮かんでくる。
でもそれは現実のものではなくあくまでもメディアを通じて凝視し続けた光景の残像。

実際の現場は悲鳴や波の音、建物が破壊される音、匂い。モニターからは伝わってこない本当の恐怖の世界があったはず。

普段から冷静なSKが語ったという 『地獄だ。地獄絵巻だ。』 の言葉が重く響く。

宮城、岩手、福島、青森のマッシャー達はどうやら無事との知らせ。

もう一度、胸をなでおろす。

by dogtownfactory | 2011-03-14 17:51 | dog sports